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研究概要

実施内容と目標

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研究概要

インドネシアにおいて開発と低環境負荷利用が進んでいない褐炭およびバイオマスを、マイルド熱分解およびタール蒸気担持・脱水処理によって含粘結性コークス原料炭、無煙高活性炭化物および軽質油へと同時改質する技術(I)、改質炭を原料として初めて可能となる世界最高効率の低温迅速ガス化技術(II)、資源制約を解決する次世代コークス・炭素材料製造技術(III)の科学基盤を確立することを目標として、ラボスケール模擬試験研究を実施します。試験研究の成果に基づいて、各プロセスと改質・転換全体システムの定常シミュレータを構築し、実用化フェーズ研究(パイロット規模技術開発とフィージビリティー研究)の基盤を確立します。

実施体制

上記I~IIIのプロセスに関する試験研究は、褐炭およびバイオマスの物性論、改質、転換(熱分解、ガス化、液化)に関して国際的研究の実績を有する九州大学の研究者がインドネシア科学院(LIPI)の研究者を招聘して共同実施します。試験研究において得た知見、データベースは両機関で共有し、これに基づいてプロセスおよびわが国への改質炭輸送等の工程を含むトータルシステムのシミュレータを九州大学とLIPIが共同開発します。

実施体制

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ネットワーク構築の実現可能性

本研究に参画する九州大学とLIPIの研究者の間には、すでに低品位炭、バイオマスの高効率利用に関する研究の交流や共同研究の実績があり、本提案研究実施によってさらに強固な連携と機関間・研究者間のネットワークを形成します。本共同研究期間終了時には、このネットワークを両国内の他機関・企業等に拡大するとともに、科学基盤を国レベル、産業レベルでのプロセス/システム共同開発、商用化に活かすための活動を開始します。

継続性

九州大学、LIPIの双方が本共同研究の成果を両国政府機関と産業界に説明し、実用化フェーズ技術開発の枠組み形成と開発実行の支援に継続的に取り組みます。

相手国・地域との政府レベルでの協力関係の強化・構築への発展性

本共同研究によって確立された成果を科学基盤とする技術開発を迅速に進め、改質および改質炭利用技術を両国に展開することによって、革新的な褐炭・バイオマス共改質の技術システムモデルを両国が共同で世界に先駆けて示すことができます。