炭素資源学特論Ⅰ(平成24年度 )

炭素資源学特論Ⅰ(総合理工学府 臨時開講科目)

2日間の集中講義形式で行います。(開講通知 シラバス 受講案内のページ

開講日

第1日目:2012年9月4日(火) 10:00~17:10 
第2日目:2012年9月11日(火) 13:00~17:10 

講義室

筑紫キャンパス総理工第三講義室

単位認定

全項目の履修とレポートが認められたら1単位を認定する

カテゴリー

石炭を高度利用するための基礎

科目概要

石炭の性状は産地により,また同じ産地でも産出深度等で大きく変化することが知られている。石炭の起源、成因、物性、分子構造等を理解することは、石炭転換法や高度利用を考えるための基礎となる。本講座では、石炭の性質を地質学的、分子化学的、分光学的な観点から理解する方法を、石炭を転換利用する前に石炭から鉱物質を除去するための選炭(コールクリーニング)技術の基礎と併せて講義する。これに加えて、石炭利用に係る経済学の基礎も講義する。

学習目標

化石資源生成に着目した地球史と生物史について学ぶ。石炭は固体であるため、石油や天然ガスに比べると使い勝手が悪い。そこで、液化やガス化技術を適用して、石油や天然ガスと同様に扱うための技術が継続的に開発、改良されてきた。このような技術開発には石炭の物性とそれを決定する分子構造に関する知識が必要である。本講義では、石炭の物理化学と分子構造学の基礎を、赤外分光法や核磁気共鳴法等の分光学的構造評価法を含めて学習する。石炭は多かれ少なかれ鉱物質や無機成分を含有する。これらの非有機成分を燃焼などによる転換の前に除去する選炭は、石炭利用に欠かせない技術である。本講義では、選炭の原理とこれを応用した実際の技術を学ぶ。実際の石炭利用や利用する石炭種の選択は、それらの経済性によって決まる。本講義では、資源経済学の観点から石炭利用を考えるための基礎を学ぶ。

各分野概要

第1日目 2012年9月4日(火)
第1分野 10:00-12:00 石炭の起源と石炭の分類
教材:化石資源地質学
九州大学理学研究院
山内敬明
第4分野 13:00-15:00 選炭技術について
教材:化石資源分離資源工学
九州大学工学研究院
平島剛
第2分野 15:10-17:10 石炭の分子構造について
教材:化石資源分子構造学
産業技術総合研究所
鷹觜利公
第2日目 2012年9月11日(火)
第5分野 13:00-15:00 環境・資源経済学
教材:環境・資源経済学
九州大学経済学研究院
藤田敏之
第3分野 15:10-17:10 石炭のキャラクタリゼ―ション(機器分析法の利用法について)
教材:化石資源化学
新日本製鐵
金橋康二

配布資料

テキストとPPT